ほっとmamaの想い
NPO法人ほっとmamaは障害のあるなしに関わらずこどもたちの個性を伸ばし、一人ひとりが自分らしく生きていける力を身につける事を大切にしています。また働くスタッフも子ども達のお手本になるよう、自分にあった働き方を見つけ自分らしく働けるような環境作りを大切にしています。
自由な環境で個性を伸ばす
子どもたちには自由に自分のやりたいことを思いっきりしてもらいながら個性をたくさん伸ばしてほしいと思っています。そのために、思いっきり身体を動かしたり、ボール遊びやトランポリン、ブランコができるグランドから、スマホゲームやタブレットなど子どもたちにたくさんの選択肢が提供できる環境を準備しています。そうした環境の中で子どもたちの自己実現に寄り添い認める事を繰り返しながら成長を手助けし個性を伸ばしていきたいと考えています。
社会生活で必要なスキルを学ぶ
時間を守る、片付けをする、集中力を持続させる、最後までやりとげる…。初めて私たちのもとを訪れる子どもたちはそれらが苦手ですが、自然に近い環境下での日々の積み重ねによって、少しずつ成長していきます。自由な環境だからこそルールは必要です。だからこそただ取り上げてしまうのではなく、しっかりとルールを決めて好きなことをコントロールする力を身につける事を大切にしています。またルールだけでなく、人との繋がり・集団生活の大切さも学んでもらい、人との助け合いや相手を認めることの大切さを知ることで助け合いながら生きていくことの必要性について学んでもらいます。そうすることで社会で生きる術が身についていきます。
地域のために
まだまだこの地域では子どもの障害に関する施設が整っていない面があります。当施設に通所されていない方でもご相談に乗りますので、お子様の障害のことでお悩みの方はお気軽にご連絡ください。
5領域
《健康・生活》
健康な心と体を育て自ら健康で安全な生活を作り出すことを支援する。睡眠、食事、排泄等の基本的な生活のリズムを身に着けられるよう支援する。それぞれの子供に適した身体的、精神的、社会的訓練を行う。生活の中で、さまざまな遊びを通して学習できるよう環境を整える。
《人間関係・社会性》
人との関係を意識し、身近な人と親密な関係を築き、その信頼関係を基盤として、周囲の人と安定した関係を形成するための支援を行う。遊び等を通じて人の動きを模倣することにより、社会性や対人関係の芽生えを支援する。大人が介入して行う連合的な遊び、役割分担したりルールを守って遊ぶ共同遊びを通して、徐々に社会性の発達を支援する。
《言語・コミュニケーション》
話し言葉や各種の文字・記号を用いて、相手の意図を理解したり、自分の考えを伝えたりするなど、言語を受容し表出する支援を行う。個々に配慮された場面における人との相互作用を通して、共同注意の獲得等を含めたコミュニケーション能力の向上のための支援を行う。
《運動・感覚》
日常生活に必要な動作の基本となる姿勢保持や上肢・下肢の運動・動作の改善及び筋力の維持・強化を図る。視覚、聴覚、触覚等の感覚を十分に活用できるよう。ブランコ・トランポリン等の遊びを通して支援する。
《認知・行動》
視覚、聴覚、触覚等の感覚を十分活用して、必要な情報を収集して認知機能の発達を促す支援を行う。ブロックや折り紙、タブレット等を利用し、物の機能や属性、形、色、音が変化する様子、空間・時間等の概念の形成を図ることによって、それを認知や行動の手掛かりとして活用できるように支援する。